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阿部拓也さん:内山紙の伝統工芸士として。新しいことに挑戦し、伝統の技をビジネスとして残す

当たり前に身近にあった伝統技を、ビジネスとして次に残す 飯山市の伝統工芸品、内山紙。職人の手で作り出される1枚の和紙には、江戸時代から続く技と文化が詰まっています。もともとは障子紙として流通した内山紙。現代の生活様式への変化とともに需要も変わり、現役の伝統工芸士はたった2人となりました。今回はその1人で阿部製紙の3代目、阿部拓也さんにお話をお伺いしました。 3代目としての自覚 3人兄妹の長男。小学生の頃は、同級生と近所を走り回って遊んでいたという阿部さん。 「いずれ家業を継ぐんだろうなあとは、小学校のうちからぼんやり考えていました。仕事場が遊び場だったこともあって、製品のちょっ...
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水野学さん:記憶に残る体験で「経験価値」を高めたい。選ばれる飯山を目指して取り組む民宿の3代目

お客さんに選ばれる飯山にするために「経験価値」を高めたい 戸狩温泉スキー場の麓にある民宿「戸狩温泉アルペンプラザ」。 全34室あり、冬のスキー客をはじめ、春・秋の自然体験教室に訪れる首都圏の小中学生、夏は合宿にやって来る大学生など、1年を通じて様々な宿泊客を受け入れています。 この宿を両親と共に切り盛りしている水野学さん。 軽井沢を拠点に国内外で宿泊施設を展開する「星野リゾート」で勤めた経験を生かして、民宿の3代目として奮闘しています。 星野リゾートに入社 小さい頃から、身近にお客さんがいるのが当たり前の環境で育ち、高校を卒業するまではアルバイトで民宿の仕事を手伝っ...
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庚敏久さん:飯山はスキーだけじゃない。夏のカヌーやラフティングを提案する「パワードライブR117」代表

スノーシーズンだけではない、飯山の魅力を生かした仕事 千曲川、北竜湖でのカヌー、千曲川、信濃川でのラフティングツアーを提供する「パワードライブR117」代表の庚敏久さん。 「冬は毎年1m以上の雪が降り積もるのに、夏は裸になって水に飛び込める。こういう環境は世界でも類を見ないと、外国から移住してきた人たちに言われます」と話します。 夏は夏の楽しみ、冬は冬の楽しみがあるのが飯山の魅力。 季節が巡るのを待ってさえいれば、ただここにいるだけで、川遊び、スキーができる。その環境をそのまま仕事に生かす庚さんにお話をお聞きしました。 自然が仕事 飯山市のまちの真ん中を流れる、日本...
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佐藤誠一さん:唯一無二の自分だけの仕事を形に。看板店の3代目による地元への恩返し

自分の持つ技術やアイディアで地元に恩返ししたい 「この仕事は、決まったものを作るのではなく、お客さんの希望を自分の手で形にするところが面白い」。 飯山駅の近くで営まれる「サトー看板店」の3代目、佐藤誠一さん。 車のボディに社名を入れたり、電気看板、タワー型の看板など、祖父の代からさまざまな看板を作り、ほとんどが飯山市内に掲げられています。 地元に軸を置いての仕事にどういう思いを寄せているか、お話をお聞きしました。 大学卒業後の修業期間を経て 祖父が、筆で看板に大きな字を書いていた姿や、仕事場での父の後ろ姿―子どもの頃、二人の働く姿が当たり前に身近にありました。 ...
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高橋政宏さん:飯山仏壇の伝統を受け継ぐ「春栄堂」3代目。Uターンして感じた、絶やしてはいけないもの

不便がないのがいいところ、子ども達に残していきたい飯山の暮らし 飯山仏壇の伝統を受け継ぐ3代目、春栄堂の高橋さん。世のニーズとのギャップや後継者不足で、決して楽ではないと言われるものづくり産業。飯山に戻って8年目の高橋さんに、地元目線で取り組む課題や期待、感じている地域のリアルをお伺いしました。 戻ってくるとは思わなかった地元・飯山 店舗を構える通称仏壇通りが高橋さんの生家。 「私が小さい頃はまだ飯山にもデパートやゲームセンターがあって、仲間と集まって遊んだ思い出があります。今思うと、活気があったっていうのかもしれないですね。飯山の周辺は自然が豊かだって、感覚的に知ったのも子ど...
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木内マミさん:なべくら高原の野菜とフレッシュハーブを発信。体験を通して食と農に触れる喜びを

なべくら高原の野菜とフレッシュハーブを多くの人に体感してほしい なべくら高原に開かれた「ひぐらし農場」で、20種近くのハーブを栽培している木内マミさん。農場は、父の順一さんが20代だった35年ほど前に一から切り開いた4.5ヘクタールの農地で、360度、山並みの雄大な景色を一望できる場所です。 農場の一角にあるマミさんのハーブ畑のほかに、両親と兄の晴基さんと共に、キャベツやレタス、さやえんどう、白菜、ほうれんそうなど、多様な野菜を栽培。ただ野菜を育てるだけでなく、収穫体験などを通して食と農に触れる喜び、なべくら高原に広がる自然の心地よさを多くの人に感じてほしい―と動き出してい...
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水野尚哉さん:世界最高米の作り手の、ぶれないテーマは家族の健康。食を中心に地域を展開するアイデア

飯山の風土が培ってきた食、これからのライフスタイルはここに 「自他ともに認める甘えん坊な末っ子。仲間からはアツすぎるって、よく言われます」。 2015年、米作りに取り組みはじめてわずか3年で、世界最高米を作り上げた水野さん。飯山市で生まれ育ち、今も飯山から“食”を通じた発信を世界に向けて続ける彼に、飯山の魅力やその原動力を聞きました。 海外に憧れた赤髪時代 実家は飯山市、戸狩温泉スキー場の麓。民宿を営む両親を見ながら大きくなった水野さん。小さい頃から家族に囲まれ、飯山が大好きだった様子が伺えます。 「うちの食卓は厨房の銀テーブル。お客さんの食事出しが終わって、“さあ、夕飯...
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小林直博さん:地元愛から生まれるフリーペーパー「鶴と亀」。一人多役なライフスタイル

飯山で楽しみ、住み続けるための仕事や暮らしの選び方 フリーペーパー鶴と亀の制作、そしてフリーカメラマン兼編集者として全国を飛び回る小林さん。店頭に置くとすぐになくなってしまうという話題のフリーペーパーが生まれたきっかけやその奥にある地元への愛をお聞きしました。 じいちゃんばあちゃんとヒップホップ 奥信濃の日常を切り取ったフリーペーパー鶴と亀。田舎の美しさを表現するようなものとは真逆の光景が紙面を埋め尽くしています。 そこに写るのは、おじいちゃんおばあちゃんのありのままの姿。JAのキャップを斜めにかぶり、タバコをふかすおじいちゃん。柄オン柄のカラフルな作業着やかっぽう着スタイルで...
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深田悠平さん:両親と共に切り盛りする「そば処 幸輪」を、人がつながる地域の交差点へ

そば屋発 人がつながる地域の交差点へ 冬はスキーのインストラクター、夏はフリーで様々な仕事をしながら、両親と共にそば屋の切り盛りする深田さん。現在は営業活動やweb発信などを担当しつつ、時々店でも腕をふるっていますが、そろそろ店へ専門的に入れるかなというタイミングで、これまでのこと、そして今後の夢などをお聞きしてきました。 そば粉と水のみで打つ生粉(きこ)打ち十割そばとは 「『こんなに歯触りがしっかりしてつるつるしているのに十割のわけがない!』というお客様もいらっしゃって、その方には『よかったら、朝来て打っているところを見てください。』と話しました。そしたら、本当に翌朝いらっしゃって...
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平田真澄さん:和紙職人になって飯山の文化を残したい。地域に対する責任と感謝の思いを胸に

伝統工芸の継承と発展、飯山に残していきたい景色 和紙職人の見習いとして、飯山市へ移り住んで10年目(2019年現在)を迎える平田真澄さん。大学時代から伝統工芸に魅せられ、文化財の修復や、平安時代の和紙の再現と研究をしていました。 就職と同時に一旦は伝統工芸から離れたものの、“本当の豊かさ”を考えた時、もう一度仕事として工芸品に取り組むことを決意。今回のインタビューでは、飯山を選んだ理由や移り住んでの悩み、そこから見えてきた可能性をお伺いしました。 自分自身の生き方を考え、離職を決意した30歳 はじめの就職先は、京都のアパレル企業。そこでバイヤーや販売の経験を積んできました。「和...